



PROGRAM
プログラム
これまでのDX、これからのDX
~グローバルリーダーと再考する真のDXへの道筋~
2018年に経産省が発表したDXレポート以降、「DX」という言葉は日本で広まり、企業の関心も高まっています。しかし、「デジタル敗戦」という言葉が示すように、日本のデジタル化の進展は依然として遅れています。
変革には時間がかかるものの、遅れの要因を見直し、今後の取り組み方針を再考する時期に来ていると言えるでしょう。
本セッションでは、世界のデジタル化を牽引するグローバル企業のリーダーや、民間・政府機関に知見を提供してきたアカデミアの専門家を招き、日本の製造業がDXをどのように実現すべきかを議論します。

鈴木 洋史氏
SAPジャパン株式会社
代表取締役社長

津坂 美樹氏
日本マイクロソフト株式会社
代表取締役 社長

白坂 成功氏
慶應義塾大学大学院
システムデザイン・マネジメント研究科
博士(システムエンジニアリング学)
教授

羽田 雅一
ビジネスエンジニアリング株式会社
代表取締役社長
製造業のDX最前線
~DXグランプリ2024を受賞した三菱重工流DXとは~
多岐に渡る事業分野を持つ三菱重工業株式会社(三菱重工)は、“DXでデジタル技術とものづくりを「かしこく・つなぐ」”をコンセプトとしてグループを挙げてDXに取り組み、2024年5月に経済産業省が選定する「DXグランプリ2024」を受賞しました。
果たして、三菱重工が実現しようとしているDXとはどのようなものでしょうか?また長い歴史を持つこの巨大組織がどのようにDXを進めてきたのでしょうか?
このセッションでは、三菱重工でDXを推進している組織を束ねる田崎デジタルイノベーション本部長と、様々な企業や団体のDX推進を支援している株式会社INDUSTRIAL-X・八子社長をお招きし、三菱重工のDXの取り組みや様々な企業における事例などを通じてユーザー目線から製造業DXの現状と未来に迫ります。

田崎 陽一氏
三菱重工業株式会社
理事
デジタルイノベーション
本部長

八子 知礼氏
株式会社INDUSTRIAL-X
代表取締役 CEO

羽田 雅一
ビジネスエンジニアリング株式会社
代表取締役社長
「データ駆動経営」の本質とその必要性
~これからの時代の企業情報基盤~
「データ駆動経営」という言葉が当たり前のように使われるようになりましたが、「データ駆動経営」は“何をすること”なのか、また自社にとって“なぜ必要”なのか、が曖昧なまま、DX投資が進められているケースも少なくありません。
改めて「データ駆動経営」とは何か、また、その実現に向けて、どのような企業情報基盤を整備・活用していくことが必要なのかを解説します。

田中 理史氏
株式会社三菱総合研究所
デジタルイノベーション部門
DXコンサルティング本部
製造・サプライチェーン変革グループ
グループリーダー

安田 紫之花氏
三菱総研DCS株式会社
産業・公共部門
ERP事業本部
ERPコンサルティング・セールス部
コンサルティンググループ
サプライチェーンの課題を解決!エンジニアリングチェーンとの連携戦略
製造業を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。市場の環境変化に追随し企業競争力を向上させるためには、サプライチェーンの強化だけでなく、エンジニアリングチェーンを包含したプロセス全体の最適化・フロントローディングが不可欠です。本講演ではサプライチェーンの課題解決につながる「エンジニアリングチェーンとの連携戦略」を、事例を交えながらご紹介します。

上田 拓史氏
キヤノンITソリューションズ株式会社
製造ソリューション事業部 エンジニアリングソリューション技術本部 第一技術部
シニアアプリケーションスペシャリスト
BOPを軸とした、ものづくり設計のDX推進
近年ものづくりの在り方が大きく変化しており、従来の「品質や工程は現場で造り込む」方式では、要求される品質・納期に対応できなくなりつつあります。そこで、日立では「設計から生産準備段階でのQCD造り込みを、BOPを軸にプロセス改革。ものづくり力と稼ぐ力の両方を強化する」取り組みを推進しています。本講演では、その効用・活用事例とともに具体的なソリューションを紹介します。

福手 健二氏
株式会社 日立ソリューションズ
産業イノベーション事業部 エンジニアリングチェーン本部 第3部
部長 シニアDXコンサルタント
失敗事例に学ぶ「基幹システム刷新の“落とし穴”とその対策」
近年、基幹システム刷新に乗り出す企業が増えていますが、そのプロセスにはいくつもの“落とし穴”があり失敗のリスクが避けられません。大きな手間をかけてRFPを作成し、パッケージとベンダーを選定したのに何故プロジェクトが予定どおりに進まないのか。弊社プロジェクトマネージャーがmcframe導入事例をもとに計画から実行、運用までの重要なポイントとリスクを回避する進め方を解説いたします。

井関 健一氏
コベルコシステム株式会社
インダストリーソリューション本部 mcframeビジネス部
担当次長
旭鉄工&WAから製造業におけるデータ駆動型経営の実践例をご紹介
製造業におけるデータ活用を成功に導くためには、データ駆動型経営と先進的な企業情報基盤が欠かせません。しかし、単に基盤を構築することがゴールではなく、現場での実際の活用が重要です。本セミナーでは、アナログ管理のデジタル化から生成AIの具体的な活用事例まで、段階的なDXのステップアップ方法を旭鉄工様のケーススタディを通じて詳しく解説します。

黒川 龍二氏
旭鉄工株式会社
執行役員 サプライチェーンマネジメント部 部長
戦略企画部

大畠 幸男氏
ウイングアーク1st株式会社
dejiren事業開発部
部長
システムインテグレーターのキーマンから見た日本の製造業DX
お客様とともにDXの実現に取り組むシステムインテグレーターは、日本のDXの進展をどのように捉えているのでしょうか?
また、日本企業のデジタル化において、システムインテグレーターはどのような役割を担おうとしているのでしょうか?
このセッションでは、日本を代表するシステムインテグレーター4社から、製造業セクターやソリューションを統括する責任者をお招きし、システムインテグレーターの視点から製造業のデジタル化の現状や、DXの未来について深掘りします。

岩男 公秀氏
キヤノンITソリューションズ株式会社
執行役員(製造・流通ソリューション事業部門)製造ソリューション事業部
事業部長

長谷川 淳氏
日鉄ソリューションズ株式会社
産業ソリューション事業本部
イノベーティブソリューション統括センター
所長

大池 徹氏
株式会社 日立ソリューションズ
執行役員
産業イノベーション事業部
事業部長

桐生 卓氏
富士通株式会社
グローバルビジネスアプリケーション事業本部
本部長

佐藤 雄祐
ビジネスエンジニアリング株式会社
常務取締役
プロダクト事業本部長
データと生成AIがもたらすビジネス変革
企業が生成AIの導入を進める中、学習データが整備されていないことがその導入を阻んでいます。データを価値に変え、生成AIでビジネスに変革をもたらすには、サイロ化したデータを全社規模で適切に管理し、AIのための信頼できる学習データを整備することが不可欠です。
本セッションでは、データ管理自体に生成AIを活用するインフォマティカの革新的なソリューションと、データと生成AIが変革する世界をご紹介します。

小澤 泰斗氏
インフォマティカ・ジャパン株式会社
代表取締役社長
製造業におけるプランニングの高度化 ~PSI・需給・生産・販売の各計画プロジェクトの実例から~
米国で新政権が発足し、早速関税リスクに企業各社が身構えるなど2025年度も先読みが難しい状況が続くことに疑いの余地はありません。弊社Anaplanは不確実性が高い時代において、企業が優れた意思決定を導くためのシナリオプランニングやシミュレーションを可能とするSaaSを提供しています。
本講演では、弊社パートナーであるビジネスエンジニアリング社にも登壇いただき、同社が導入を行った計画業務変革プロジェクトについて解説いただくとともに、ヒト・モノ・カネの有限リソースを適切に且つタイムリーに再配分し続けるためのIBP(統合計画)実現に向けたAnaplanのアプローチも解説いたします。

中田 淳氏
Anaplan ジャパン株式会社
社長執行役員
製造DX支援 ~デジタルワークプレイス構想~
中小製造業が抱える課題についてIoTデータを活用して改善します。IoTデータ活用に向けたアプローチ方法のポイントや、当社IoTサービスをご導入頂いた2社様における具体的な業務改善事例をご紹介します。
また、当社が描く将来的なデジタルワークプレイス構想についてご案内します。製造現場のデジタル化による実際の効果を学び、製造現場の未来に向けたご検討の一助となれば幸いです。この機会を是非お見逃しなく!

片口 好広氏
株式会社インテック
制御プラットフォームシステム部
部長
製造現場連携でシステムは進化する ~現場カイゼンDXの現実解~
弊社は創業当初からFA(ファクトリーオートメーション)システムの構築を始めとする製造現場向けシステム開発に多く携わってきました。今回の講演では、その経験やノウハウを活かしたカイゼンソリューション「PlusFORCE」のご紹介を現場の改善アイデアにつながる具体的なシステム事例(POP、MES、WMS、WCS、AMR)を交えてご紹介いたします。

山家 良樹氏
東海ソフト株式会社
営業本部 副本部長
データ利活用につながる購買プロセス標準化の方法とは
クラウドやAIの発展により、データ利活用は企業の競争力を左右する重要な要素となっています。製造業でも、生産管理の高度化などを目的にDX推進が急務となっています。その効果を最大化するには、業務プロセスを標準化し、データの一貫性と精度を高めることが不可欠です。本セッションでは、日本の製造業に特化したmcframeおよび企業間協調プラットフォームCBPを用いた購買プロセス標準化の取り組みをご紹介します。

阪口 智俊氏
株式会社テクノスジャパン
営業本部 西日本営業部
部長
製造業をめぐる現状と課題
今後の政策の方向性
2024年5月に経済産業省が公表したレポート「製造業を巡る現状と課題 今後の政策の方向性」をもとに、現代の製造業の現状や直面している課題、またそれらを解決するための方向性について解説します。
日本の製造業が抱える現状の課題を整理し、経済産業省が示した具体的な政策方向を深掘りすることで、今後の事業戦略や経営方針に役立つ知見を提供するセッションです。

河野 孝史氏
経済産業省
製造産業局 総務課 課長補佐(総括)
大臣官房 政策企画委員(製造産業局担当)
DX時代の人材育成と組織風土改革
DX時代における人財育成と組織風土改革はどうあるべきか?DXの重要性を理解し、変革を推進するためのスキルとマインドセットを育成する方法を探ります。また、組織全体でのDX推進を支える風土改革の具体的なステップとB-EN-Gの実践事例をご紹介します。

宮澤 由美子
ビジネスエンジニアリング株式会社
取締役 ソリューション事業本部
副事業本部長

有海 洋平
ビジネスエンジニアリング株式会社
ソリューション事業本部 デジタルライフサイエンス本部 ソリューション1部
部長

福島 将英
ビジネスエンジニアリング株式会社
ソリューション事業本部 デジタルライフサイエンス本部 ソリューション1部
データ経営における基幹システムの位置付け〜PMが語る導入ポイント
基幹システム刷新を検討しているユーザー企業様必見のセッションです。
データ駆動型経営において求められるシステム構成を俯瞰し、その上で基幹システムの位置づけについて解説します。
また、現役PMが基幹システム導入プロジェクトで苦労した点を振り返り、必要なプロジェクト管理、ユーザー側に求められる経営視点、体制、マインド、スキルについて解説します。

金子 佳太
ビジネスエンジニアリング株式会社
ソリューション事業本部 デジタルエンタプライズ本部 エンタプライズソリューション2部
プロジェクトマネージャー
mcframe Xが描く『データドリブンなものづくり』の未来
mcframe Xは、クラウドサービスでありながら柔軟にカスタマイズ可能な「ものづくりのためのERP」です。
急速に変化し続けるビジネス環境においては、データに基づく意思決定や迅速な業務遂行が一層求められています。
さらに、最新のIT技術やAIの活用が企業の競争力を高める鍵となります。
本セッションでは、mcframe Xが描く『データドリブンなものづくり』の姿やその進め方をご紹介します。

西村 福太郎
ビジネスエンジニアリング株式会社
プロダクト事業本部
mcX プロダクトデザイナー
カーボンニュートラル実現に向けたデータドリブン経営
企業がカーボンニュートラルの目標を達成するためには、企業活動が環境に与える負荷を定量化して、データに基づいた意思決定によりトップダウンで取り組む必要があります。このセッションでは、製造業を取り巻くカーボンニュートラルの動向を踏まえて、企業のデータ活用の方向性を考えます。さらに、B-EN-Gが提供する環境ソリューションのひとつであるmcframe 7 CFPを紹介します。

行司 正成
ビジネスエンジニアリング株式会社
プロダクト事業本部 商品開発本部 商品開発3部
部長

矢吹 恭太
ビジネスエンジニアリング株式会社
プロダクト事業本部 商品開発本部 商品開発3部
mcframe PLMが描く製品開発の未来像 ~知のユビキタス化への挑戦~
製品開発における“知”の活用は、今後どう進化していくのか。
mcframe PLMの新機能紹介とともに、私たちが描く4-5年後のビジョンをお話しします。
ERPやIoTのデータ、さらには特許・学術情報まで、Graph RAGで統合的に活用できる世界。
その実現に向けたmcframeファミリー製品群の取り組みと、製造業のデータ活用の展望をご紹介します。

海老名 卓
ビジネスエンジニアリング株式会社
プロダクト事業本部
シニアコンサルタント

山下 誠
ビジネスエンジニアリング株式会社
プロダクト事業本部
mcframe PLMエバンジェリスト