SPECIAL TALK 1
produced by
MONOist

IoT時代のモノづくり、気づかぬエンジニアリングチェーン革新の落とし穴

モノづくりデジタライゼーションが本格的に進もうとしている。IoT(モノのインターネット)やAI(人工知能)技術、センサー技術や通信技術などの進化が加速する中、リアルな世界の情報をほぼリアルタイムでバーチャル世界で再現する「デジタルツイン」などに注目が集まる。モノづくりにおけるデジタルツインでは、リアルでの使用情報を活用した予知や、設計品質向上などが期待されている。
しかし、これらの価値を享受するのにボトルネックとなっている部門がある。設計部門だ。一見、デジタル化が進んでいるように見える設計部門だが、ほとんどの処理に人手が必要で、自動的でシームレスなシステム間連携ができない“孤島”となっている。本セッションではこれらのデジタライゼーションのボトルネックとなっている設計部門の課題を洗い出し、シームレスなエンジニアリングチェーンの実現により得られるものについて考察する。

北山 一真

株式会社プリベクト
代表取締役

北山 一真

大手SIerのコンサルティング部門にて、製造業における大規模ERPプロジェクトに従事。経営管理・SCM・DWH・生産管理・購買管理・管理会計など幅広く業務改革やシステム導入を手がける。製造業向けコンサルティングファームにて、PLM・BOM・原価企画・ライフサイクルコスティングなど、設計開発領域の業務改革やシステム導入を手がける。管理会計の改革と技術領域の改革を融合したコンサルティングを手がけるために、プリベクトを設立。

三島 一孝

アイティメディア株式会社
メディア事業本部 テクノロジー局
MONOist編集部 編集長

三島 一孝

電機業界紙、企業IT関連メディアなどを経て2013年にアイティメディア株式会社に入社。モノづくりスペシャリストのためのオンラインメディア「MONOist」(http://monoist.atmarkit.co.jp/)の担当編集長としてスマートファクトリーやインダストリー4.0をはじめ、製造ITやFA関連の取材・編集活動に従事。スマートジャパン編集長などを経て、2016年10月にMONOist編集長に就任し、現在に至る。